特集
墳墓の世界 三彩・加彩
April - May 2016

副葬品である唐三彩は20世紀初頭に突然墳墓の中から出現しました。その美しさは釉に発色があでやかで、複数の釉が流れ、混じり、幻想的な世界を呈します。その最盛期は盛唐とされていますが、三彩はそれ以降も宋三彩,遼三彩として継続しています。
灰陶加彩はおなじく副葬品として、漢代に多く作られました。死後の世界も現世と同じ生活をするとの考え方から、当時の日常で目にする様々なものを陶器で形作り、一緒に埋葬しました。HPでは代表的作品を三点出していますが、40点ほど展示しています。そのほかに、三彩陶枕、絞胎もあります。展示作品をご覧になりたい方はFB でご覧になることができます。※最終日は5月29日(日)となります。

三彩貼花文万年壺 42×32cm  

三彩駱駝楽人 56×38cm

三彩騎馬楽人 70×58cm

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